仕様と根拠
穴埋めの書式
Anki の穴埋めは {{c1::答え}} の形で、c のあとの数字が番号です。2 つ目の :: のあとに書いた文字はヒントになり、復習時は [...] の代わりにヒントが [ ] 付きで表示されます。この道具は、入力した用語を文章の中から探し、この書式に置き換えます。
番号とカードの枚数
同じ番号の穴は 1 枚のカードの中で同時に隠れ、別の番号の穴は別のカードになります。「用語ごとに別の番号」を選ぶと用語が見つかった数だけ c1・c2… の番号が付き、「すべて同じ番号」では c1 だけになります。
入れ子と CSV
穴の中に別の穴がある入れ子は Anki 2.1.56 以降のみの対応のため、この道具は作りません。重なる用語は後に指定した側を穴にせず注意を出します。CSV は RFC 4180 に従い、カンマ・二重引用符・改行を含む文を二重引用符で囲みます。
根拠にした仕様・資料
| 仕様・資料 | 確認日 | 使った箇所 |
|---|---|---|
| Anki Manual: Editing(Cloze deletion) | 2026年10月29日 | 書式 {{c1::答え}}・ヒント {{c1::答え::ヒント}}・同じ番号は同じカード・[...] の表示・ネストは 2.1.56 以降 |
| RFC 4180 Common Format and MIME Type for Comma-Separated Values (CSV) Files | 2026年10月29日 | 2 節の 1〜7(CRLF 区切り・二重引用符で囲む欄・引用符の 2 重化) |
指摘の段階
- エラー: 仕様に反していて、正しく読めない・処理できない入力です。
- 警告: 読めるものの、仕様の推奨に反する・矛盾する・意図と違う結果になりやすい入力です。
- 情報: 誤りではありませんが、知っておくとよい扱い(読み飛ばした部分や解釈)です。
入力の扱い(送信しない仕組み)
処理はすべてお使いのブラウザの中で行います。処理の本体はこのサイトから配信する小さなスクリプト(/app.js)で、外部のサービスやライブラリを読み込みません。ページはブラウザに通信を禁止させる設定(Content-Security-Policy の connect-src)つきで配信しており、入力した内容がサーバーや第三者へ送られることはありません。ファイルを選んだ場合も、端末の中で読み込むだけです。
このツールでできないこと(制約)
- 入れ子の穴(穴の中の穴)と、複数の番号を 1 つの穴に付ける {{c1,2::…}} の書式は作りません。
- 用語は文章の中の表記と完全に同じ文字列で探します。ひらがなと漢字、全角と半角の違いは同じとは見なしません。
- Anki の新旧のバージョンによる動作の違いは確認しません。取り込んだあとは Anki でカードの表示を確かめてください。
- 文章を自動で選んだり、用語を自動で抽出したりはしません。教科書や参考書の本文をそのまま転載したカードの公開・配布は避けてください。
ご利用にあたって
- この道具が作るのは記法の文字列だけです。Anki への取り込み方は、お使いの Anki のバージョンの公式マニュアルで確認してください。
- 他人の著作物の本文を、そのままカードにして公開・配布しないでください。